朝はしっかりと起きること!

睡眠の質を高めるには、生活リズムを整えることが大事です。朝、起きる時刻を決め、眠くとも必ずベットから出るようにします。質の良い睡眠を目指し、就寝時間にメラトニンを分泌させるためには、朝起きた時に目から明るい光を入れることが大切です。目覚めてすぐカーテンを開け、太陽の光を浴びると、体内時計はリセットされます。これは、曇っていたり、雨の日でも十分効果的なことです。必ず光を浴びる時間を一定にして、体内時計を安定させることで入眠時刻も安定します。
ただ、いつもより目覚めが早いときには、太陽の光を長時間浴びるのは避けたほうが良いでしょう。なぜなら、早朝覚醒が始まってしまうからです。毎日同じ時刻にベットから離れ、太陽の光を浴びた後は、室内で過ごす程度で十分です。また、昼寝は夜の睡眠に影響を与えてしまうので、長くとも30分以内にしておきましょう。

夜ベット入る時間と朝起きる時間、この2つの時刻を正確に守り1ヶ月ほど過ごしていると、自分にとっての必要睡眠時間が分かることでしょう。眠くなる時間に自然にベットに入れるようになり、朝起きる。睡眠をコントロールできるという自信がつけば、少しずつ気持ちが楽になり、不眠も徐々に解消されるでしょう。